心も体も健康に♪ 自宅で簡単に作れる薬膳料理

薬膳・漢方

薬膳料理は難しい料理でもなければ、食べにくい料理でもありません。

毎日の食事やお茶にスーパーでも手に入る薬膳の材料を少し加えるだけでも、立派な薬膳料理です。

美味しくて体に優しい食事やおやつ、お茶などで体の調子を整えましょう。

スーパーでも手に入る薬膳の材料

八角

星のような形をした八角は冷えによる腰痛や腹痛に効果的なだけでなく、気持ちの落ち込みやイライラ感を抑える作用があります。

キクラゲ

キクラゲには白キクラゲと黒キクラゲがありますが、白キクラゲには美肌効果や咳止め効果があり、黒キクラゲには血を補う作用や免疫力を上げる働きがあります。

松の実

体を潤す作用があり髪や爪、肌を美しく保ちます。 

赤唐辛子

体を温める作用が強く、余分な水分を排出します。

花椒

花椒は麻婆豆腐などに使われる中国原産の山椒で、日本の山椒よりも香りや辛みがが強い香辛料です。ホルモンのバランスを整えるとともに、殺菌作用があります。

五香粉

5種類だけでなく、様々なスパイスを混ぜ合わせた香辛料で、桂皮、八角、花椒、陳皮、丁子などがブレンドされています。健胃、殺菌、免疫力向上など様々な効果が期待できます。


*その他にも、お腹を温めるコショウ、体のコリを取る葛粉、滋養強壮効果のあるクコ、体を温めるショウガ、気や血を養うナツメ、老化を予防するクルミなども、手に入りやすい薬膳の材料です。日々の食事に少しずつ摂りいれるようにしましょう。

自宅で作れる薬膳料理

薬膳料理の一番手軽な方法は、薬膳茶や薬効のある野菜スープなどです。薬膳茶や薬膳スープを毎日の食生活に取り入れるだけで、徐々に体調がよくなることが実感できるので試してみましょう。

1、様々な不調を改善する薬膳茶
・心身の疲労回復に、ナツメとレモングラスを1対1の割合でポットに入れてお湯を注ぎ3分間蒸らして飲みましょう。

・頭痛や肩こりには、桑の葉とペパーミントを1対1でブレンドします。

・冷え取りに効果的なのは炒り黒豆、ジンジャー、シナモン、陳皮、ヨモギなどです。
好みのものをブレンドして飲みましょう。

・生理痛や生理不順には紅花、ヨモギ、トウキ、マイカイカ、レモングラスなどです。

・肌荒れにはハトムギやカモミール、白キクラゲ、ローズヒップが適しています。

2、体の冷えを取る薬膳スープ
赤、黄(オレンジ)、緑、白、紫、茶、または黒色を取り入れて作りましょう。
様々な野菜を摂りいれたスープを食事に取り入れると、酵素の働きで胃腸の調子が良くなり、免疫力が高まって冷え症が改善されます。

<野菜の色別カラーからみる効能>

・赤い色のトマト
トマトの成分リコピンには強力な抗酸化作用があり、デトックス効果作用があります。


・オレンジ色のカボチャやニンジン
カボチャやニンジンには、体を錆びさせる活性酸素を取り除くベータカロテンが含まれています。


・緑色のピーマンやブロッコリー
ピーマンやロッコリーに含まれるクロロフィルは、抗酸化作用や抗炎症作用があります。


・白色のダイコンヤカブ
ダイコンやカブに含まれる消化酵素のジャスターゼは、胃腸の調子を整えます。


・紫のナスの皮やブルーベリー
紫色の食材には、ポリフェノールが含まれており、眼精疲労に効果があります。


・茶色や黒のしいたけなどキノコ類、ゴボウ、黒豆、昆布などの海草類
茶色や黒の食品は、便秘の解消効果やコレステロールの排出を促すデトックス効果があります。

季節に合った旬の野菜を選び、鶏ガラスープやコンソメスープなどで煮て、、自分の体調に応じてショウガやネギやクコを加えたり、五香粉を用いるなどしてオリジナルなスープを作るとよいでしょう。

簡単な薬膳料理のレシピ

①血流アップに「ニラと黒キクラゲの卵炒め(2人前)」
黒キクラゲ3gは水で戻しておき、ニラ半束は5㎝に切っておきます。
フライパンに油を引き、卵2個を炒め半熟の状態で取り出しておきます。
再度油を引いて黒キクラゲを炒め、ニラ卵を戻し、(鶏がらスープのもと、酒、各大さじ1杯、塩コショウ少々)を加えて炒め、仕上げにごま油をかけます。

②冷え取りに「サムゲタン(2人前)」
鍋に水600ccを入れ、鶏手羽中6本、洗ったもち米大さじ2杯、長ネギ半分をぶつ切りにしたもの、ニンニクひとかけを4等分したもの、ショウガのスライスしたもの2枚をすべて一緒に入れて30分ほど煮込みます。仕上げに塩とブラックペッパ―を適量加えます。

③生理痛に効くおやつ「黒糖クルミ」
クルミと黒砂糖を1対1で、フライパンでから煎りして味をなじませます。
黒砂糖はお腹を、クルミは腰回りを温める作用があります。

ぜひ生活に取り入れて見てください♪

薬膳料理は体のバランスを整える料理です。
体が冷えた状態が続くようなら、温める食材を使った料理を、むくみが取れない場合は、水分代謝をよくする料理などを作ることで、体調がよくなります。
自分や家族の健康状態によって、身近な食材やスパイスを足したり引いたりしながら、
体調を整えて、病気になりにくい体を作っていきましょう。

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