はじめての漢方!「お悩み別」漢方の選び方を紹介

私たちの体は常にストレスにさらされており、ほとんどの人が何らかの心身の不調を抱えているようです。

健康の基本は、食事、運動、睡眠ですが、生活習慣に気をつけていても「なんとなくすっきりしない」ことがあります。

そんな時は、自分の不調に合わせた漢方薬を用いてみませんか?

漢方の基礎知識

漢方薬とは、自然界にあるの生薬を、原則として複数組み合わせてた薬です。
現在の漢方製剤は、従来通り自然界の生薬を利用していますが、服用しやすく保存ができるように製剤に加工されています。

漢方ってそもそも何?という方のために、基礎知識をまとめています。こちらの記事もぜひご参照ください!

《基礎知識》漢方って一体なに?

2019.01.02

お悩み別!女性の漢方の選び方

PMS(月経前症候群)

PMS(月経前症候群)は、気滞、気虚、瘀血、血虚のタイプに分けられます。タイプ別におすすめの漢方を紹介していきます。

①気滞
気が滞ると、自律神経が乱れ、精神的に不安定になります。

適している漢方

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつばれいとう)
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)など
②気虚
気が不足すると、免疫力が低下して、体の基本的な機能が上手く働かなくなります。
適している漢方

  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 加味帰脾湯(かみきひとう)
  • 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
  • 酸棗仁湯(さんそうにんとう)など
③瘀血
血の流れが滞ると、肩こりや頭痛、生理痛、目の下のクマやクスミが表れます。
適している漢方

  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)など
④血虚
血が不足すると、不眠や不安など精神的な症状が表れやすくなります。
適している漢方

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 温経湯(うんけいとう)
  • 加味帰脾湯(かみきひとう)など

冷え性

冷え性を改善するには、おなかを温めたり首を温めるのも効果がありますが、次のような漢方薬が冷え性対策に向いています。

適している漢方

  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
  • 人参湯(にんじんとう)
  • 六君子湯(りっくんしとう)など

便秘

便秘や下痢、腹痛、しぶり腹(残便感があり、くり返し腹痛を伴う症状がある)には、次のような漢方薬が向いています。


適している漢方

  • 便意はあるもののトイレに行っても出ない人には桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
  • 便秘で、便が硬くスムーズに排便できない人には、麻子仁丸(ましにんがん)
  • 肥満気味で、わき腹が痛む傾向のある人には、大柴胡湯(だいさいことう)
  • 慢性的な便秘には、大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は便秘だけでなく、女性の様々な不調に効果があります。

漢方の選び方はわかりましたか?

漢方薬は、病院でも薬剤師がいる薬局でも処方してもらうことができます。その際は、自分が抱えている体調の悩みを伝え、不調にあった処方をしてもらいましょう。
ドラッグストアで漢方薬を買う場合も、薬剤師がいる場合は相談すると良いでしょう。

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